遊歩道内には、イルカや鯨についての説明パネルが25カ所に設置されてます。
1 山見番所
太地浦(太地町)の5ヶ所に建てられており、回遊する鯨の発見とその動きに注意し、山見相互間の連絡と海上の勢子船、網船などに指令を与えるなど、捕鯨を行う上で最も重要な役目を果たしていた。
2 燈明台
明治五年に廃止されるまで灯火は、鯨油を使用し一夜に三合〜四合の油が使われたと森浦文書に記録がある。
燈明台は『行灯型』から『灯篭型』に変わったものと想われるが、この燈明台は後代のものと思われる絵図を参考に建てたものである。
3 梶取崎
白い灯台を背景にその彼方水平線が刻々と色を変え、吉野熊野国立公園に指定された豪壮優美なリアス式海岸が黄金色に染めあがるさまは絶景。